クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)
  クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)  
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クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草 -Paris verticillata-)
科 名:ユリ科
属 名:ツクバネソウ属
学 名:Paris verticillata

【特徴】
 低地〜亜高山帯の少し湿った半日陰の林の中に生え、茎の高さは20〜40cm程。
 花は葉の中心から花茎を出し茎頂に黄緑色の花を1個上向きにつけます。写真では判りづらいですが、少し下向きにでている黄色の糸状のものが花弁(内花被片)、直ぐ下の緑色の花びら状のものがガク(外花被片)です。内花被片は4枚で糸状。外花被片より短く外花被片の間から下へ垂れ下がっています。外花被片は4枚で披針形。雄しべは8〜10個で、雄しべの黄色い葯の先には葯隔(やくかく)と呼ばれる糸状のものが突き出ています。花の中心の子房(被子植物のめしべの下端の膨らんだ部分)が黒く雌しべが4本出ています。
 葉は長楕円形で先がとがり、柄がなく6〜8枚が輪生しています。

※葯隔(やくかく)_花粉塊を隔てる壁。二分する葯の接合部。葯(anther:やく)とは、雄しべの中で花粉を生成し収納する部分(葯室)で、ふつう2個の半葯(theca:はんやく)からなり、半葯をつなぐ部分の組織が葯隔(connective:やくかく)と呼ばれます。

 ツクバネソウによく似ていますが、ツクバネソウは葉が4〜5枚輪生し、糸状の内花被片や葯隔がなく、子房は緑色です。

【名前の由来】
 8枚の葉が車の車輪の様に見えることからクルマバ(車葉)で、花の形が衝羽根に似る事から。「衝羽根」は羽子板で突く羽根のこと。
 学名Paris verticillataのParisはPar=同じと言う意味で花被が同形であるため。またverticillata(verticillaris,verticillatus,verticillate)は輪生のと言う意味。
 
 
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