クルマユリ(車百合)
  クルマユリ(車百合)  
  クルマユリ(車百合)  
 
 
クルマユリ(車百合 -Lilium medeoloides-)
科 名:ユリ科
属 名:ユリ属
学 名:Lilium medeoloides
生薬名:百合(ひゃくごう)
 
【特徴】
 日本に自生するユリとしてはもっとも標高の高いところに生え、亜高山〜高山の草地、針葉樹林帯の雪崩斜面や雪田などに生える多年草。
 北に向かうにつれて低いところにも出現するようになり、東北地方では標高1,600mあまりの尾瀬沼でも見られ、北海道東部では海岸近くに生えるようになります。
 
の高さは30〜70cm。。
が茎の中央部で10枚ほど輪生するのが特徴で、茎の上部は小型の葉が数枚互生する。高山地帯では1〜2段が輪生し平地では3〜4段が輪生する。葉の形は披針〜狭卵形で長さ5〜15センチ、幅0.7〜3.5センチ
は1〜5個ほどが茎先に斜め下向きにつく。花弁は6枚で濃紅色〜黒色の斑点があり、巻きあがる。花の反り返りが花弁が後ろ手で触れ合うほど強いのが特徴。花期は7〜8月。
は|果、長さ1.5〜2センチ、倒卵形。
 
【名前の由来】
ユリは、細い茎に大きな花をつけ少しの風にも揺り動く事から、ユリの名があります。クルマユリ(車百合)の名の由来は茎の中ほどの葉が車輪のように放射状についていることから。
 
【花言葉】
純潔、多才な人。9月6日の誕生花
 
【薬効成分】
 鱗茎(りんけい)を乾燥させたものを生薬で百合(ひゃくごう)と呼び、鎮咳(ちんがい)・鎮静・滋養・強壮・解熱・利尿(りにょう)薬または乾咳や慢性の咳嗽(がいそう)に用います。また、気管支炎や肺炎などの回復期に咳がでるような場合にも用いられます。
 日射病、熱射病などによる尿の濃縮、顔面の紅潮、口渇(こうかつ)、口内炎や鼻出血の症状にも効果を示し、また、精神の安定をはかるためにも用いられます。

 「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」は、古くから美人のたとえとして知られていますが,これらの植物は全て婦人病の薬草です。
 シャクヤクは、冷え性、月経不順、産後の疲労回復。ボタンは月経困難、便秘。ユリは乳腺炎やできものの薬草。
 
【その他】
鱗茎(りんけい)_地下茎の一種で短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、球形・卵形になったもの。ユリ・タマネギ・スイセンなど

球根(きゅうこん)_植物の地下部分に養分がたまってふくらんだもの。園芸や農学分野で用いられる用語。鱗茎(りんけい)/球茎(きゅうけい)/塊茎(かいけい)/根茎(こんけい)/塊根(かいこん)/担根体(たんこんたい)の6種類の総称を「球根」といいます。
 
 
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